はしれ!Toreros!

From 2013-03-03 (by Eye-Fi)

Facebookのメッセンジャーでアキバリーグ幹事のS江さんから
少年サッカークラブが主催する大会公式ソングを音源化できませんか?」
との依頼があったのは2月28日。
実は2011年12月にも何とか形にしたいとお声がかかったのですが、
その時は、東京にいなかったことと、いろいろ自信をなくしていた時期で
丁重にお断りしていたのですが、まさかの再度の依頼。
現在の方が、最初に声をかけていただいたときより、
時間的な余裕はないのですが、気持ちの余裕は100倍あったので
即決「承ります」回答。
仕事の内容は
S江さんがカバーした曲を録音して、大会の時に流したいと言うもの。
大会を主催するのはS江さんの息子さんが参加している
杉並区の少年サッカークラブ「F.C. Treros」。
クラブの事は何度かお話を聞いているので、面白そうだなと言うだけで
引き受けてしまった訳ですが、納期は 3月24日。
既に一ヶ月を切っている。
機材は一通り持っているのですが、録音作業はほとんど未経験に近い。
バンド用のドラムトラックとか、ライブ演奏をPCで録音したことはあるけど、
曲全体を編集するなんて果たして大丈夫なのだろうか?
かなりの無茶ぶりですが、とにかく決めたのでやるしかない。
レギュラーの仕事も普通にタイトなスケジュールで厳しいので
平日は基本動けないので、3回の週末で終わらせると言う目標で
作業を進めてきました。

原曲はこちら。

当初はCranberriesの「Tomorrows」っぽくしてとのことだったので、
「これは結構大変なことになるなぁ」
と、思いつつも原曲、S江さんのデモ、Cranberriesの音源をインプットに
いろいろ妄想に妄想を重ねることに。

Cranberriesの「Tomorrows」

3月4日までにできあがった初回デモトラック2パターン。

まずは、これで評価をいただくことに。
かなり気に入っていただいたのですが、
何せこれで「少年サッカー」のイメージとはね。。。
と言うことで、方針を変更することに。

もっと勢いがある方がいいのかなと思って、
4つ打ちにしてみたり、試行錯誤しながら
3月9日スタジオ入り。
場所は上石神井の貸音楽スタジオ・セイショウ
駅から近くて便利。+ドリンクも充実して機材もしっかりしている。
(もっと写真撮ってくればよかったと反省。。。)
値段も手頃らしくていいスタジオです。
シンセもただで借りられるし、
スタッフも人の良さそうなおじさん、おばさんで、
リハーサルスタジオ特有のトゲトゲ感がないのがいいです。

From 2013-03-09 (by Eye-Fi)

この日はS江さんのギターと歌録り。
しかしながら、いきなりのトラブル。
前日録音したドラムトラックがずれまくっている。
ドラムは後で録り直すことにして、リズムマシーンでカバー。
S江さん仕事が早い!

From 2013-03-16 (by Eye-Fi)

おまけに、Nanoシリーズ唯一の生き残りの
Nano Kotorolがいい仕事してくれました。
スタート、ストップ、ロケーションの移動は
これがなかっただけで、かなり時間はロスしていたかも。
そんなわけで予定通り(???)早めに録音は終了させて、
次に控えるプロジェクトのために、軽くセッション。
久々に叩く生ドラム。やっぱり気持ちいいっすね。

From 2013-03-09 (by Eye-Fi)

スタジオ作業終了後、自宅に戻りドラムを録り直し。
再度、現状報告と言うことでその時点での成果物を提出。

日曜日に関係者に聴いていただいた所、かなりの高評価とのこと。
うれしいじゃないですか!俄然モチベーションアップ。
と言うことで、いろいろ妄想するものの、
結局平日はほとんど何もできず、第2回スタジオ入り。

From 2013-03-16 (by Eye-Fi)

今回は12名分のコーラスを録音する作業。
追加トラックは12。私のMacBook Proがどこまで耐えられるか心配。
試運転中、ディスク速度が遅すぎエラーが頻発して
冷や汗かきながら作業は進みます。
最終的にはRewireをはずして、必要のないトラックをミュートして
負荷を減らして録音開始。
まずは、子どもたちの録音。
始めは緊張していたのか、なかなか元気が出ていない感じ。
いすに座っていたのもあるのか、声量もあまりない。。。
S江さん、子どもたちにハッパをかける。
「いい!エラシコだよ、エラシコ!」
そして、みんな立ち上がって録音再開。
しかし、ここでのエラシコは私は全く意味不明。
やっぱり立って歌うのいいですね。
S江さんの「エラシコ」効果もあって、子どもたちの録音終了。
つづいて父兄みなさんの録音。
8名で1マイク2人ずつ4トラック同時録音。
ヘッドホンが足りず、最終的にスタジオのスピーカーから
小さくオケを流してモニターしてもらいました。
まぁ、最終的に音かぶっても問題ないですしね。
んで、いろいろ、効果音的な物も録ったりして、
スタジオ作業は無事終了。みなさんおつかれさまでした。
後は、私が素材を持ち帰って、仕上げ作業。

話はちょっと脱線。
Nano Kontrol使って思ったのがやっぱり
リモートコントロールがあった方が作業は捗るって事。
なんかいいのないかなぁ?と思って探していて、
結構みんないい値段するし購入しようか悩んでたのですが、
私にはiPadがあるじゃないですか!
iPadアプリV-ControlProを早速購入しました。

From 2013-03-17 (by Eye-Fi)

本物のフェーダーとノブがあれば
それこしたことはないのですが、かなりいい感じ。
Mac単体よりも全然作業はらくちんですね。
しかしながら、持ち帰った素材は合計22トラック。
このV-ControlPro Master, Output, Busを合わせて21トラックしか操作できないみたい。

From 2013-03-17 (by Eye-Fi)

簡単な操作は前述のiPadアプリで行ないながら、
ミキシング作業。
音のバランスは本当に面倒。。。
専門的な知識はないので自分の直感に頼るしかない。
ギター2トラックのバランス。ピークの調整。
ギター+ドラム。
ギター+ドラム+ソフトシンセ。
メインボーカル+ギター+ドラム+ソフトシンセ
メインボーカル+コーラスグループ1
メインボーカル+コーラスグループ1+コーラスグループ2
最後、全部。
みたいな感じでバランスとピークを確認しながら
各パートの音を比較しながらミキシングをしていました。
最終的にメインボーカルに合わせると言うことを
意識していやったのですが、これが正しいかどうかは不明。
大丈夫なんですかね、こんなやり方で。

そんなこんなでミキシングは終了。トラックダウン。そしてマスタリング。
CompressorとかLimitterってあんまり使い道知らなかったんですよね。
こんなにも音が変るとは。
ちょっと、マスタリングした音に感動しつつ、作業完了。
いや、何とか前倒しで終わりましたよ。
出来上がりを聴きたい方は
アミノバイタルフィールドに足をお運びください。

久々に音楽に携わる作業ができて楽しかったです。
声をかけてくれたS江さんには感謝。
こんな仕事なら続けて行きたいですね。
いろいろ勉強できたし、この数週間大変だったけど
面白かったです。
こんな形で好きなサッカーと音楽に触れられなんて
嬉しい限りです。

と言う訳で、shumatz出張録音屋宣言をいたします。
ドラムならオプションで演奏いたします。

みなさま今後ともよろしくお願いします。

Equipment

MacBook Pro
Logic Pro 9.0
Alesis MutiMix8 USB2.0
Korg Nano Kontrol
iPad
Berhinger Henyx502
Berhinger EURORACK MX 602A
audio-technica AT-HA2
cakewalk UM-2G
SHURE SM-57 BETA
ONKYO CR-S1
ONKYO ND-S1
audio-technica ATH-M50
Roland Vdrums TD-30K-S
後はやっぱり
Cloudですかね。
DropboxとFacebookにもお世話になりました。